当社は、今まで単価を下げたことがありません。
なぜなら価格を下げることは、
結果として当社の価値を下げることだと考えるからです。



ボクは昔、技術思考の高い技術者でした。
業務には関係のない技術要件でも、
積極的に勉強しては、身につけていきました。

すると、いつの間にか所属していた会社で、
トップクラスの単価をいただけるようになっていました。
そして天狗になり、何度となく担当営業とケンカを
するようになりました。

独立したとき、その考え方は色濃く残っていました。
単価は、技術者のレベルを表すバロメーターだと
思っていました。
お恥ずかしい話ですが、
単価の安い技術者を軽蔑すらしていました。



しかし、今はその考え方を改めることができました。

技術者の単価において、その技術者本人の技術スキルや
技術以外のスキルも大きな要素であることは、
間違いありません。

しかし営業的な要素、つまり担当営業者のスキルも
考慮されるべきですし、さらには会社のサポート体制や
実績も大きな要素だと考えます。
つまり、会社として機能していく前提で単価を設定する
べきだと考えを改めたわけです。


そうすると、いかに会社の価値を高めていくか、が
大きなポイントになることが、社内にも浸透します。

当社はまだまだ可能性を秘めていると感じてます。
単価が高いのに、クライアントに支持される会社に
なっていることを想像すると、わくわくしますネ^^